私が見た夢の世界のお話

画像は特に意味はないですよ。
昔、年賀状に描いた5羽の鳥のうちの一羽です。名前はチキン野郎。見えない構図になってしまいましたが、ぼろぼろのにわとりの着ぐるみです。
描いた当時は中の人のことを考えてみていろいろ設定してみたりしたけれど、最近は中の人なんていないかなと思ってます。

あれだよ、チキン野郎はみんなの心の中にいるんだ。どこにでもいるんだ。
本当は怖いくせに、おびえてるくせに、虚勢張って言い訳して、なんもしない奴の中にいたら、いつもそいつを見ているんだ。そんでもって憎んでるんだ。世の中を。不条理な社会を。自分のことは棚に上げて。
中にいるのは誰でもない自分自身なんだ。もしくは自分の妄想が作り出した影が入ってたり、あるいは何も入ってないのかも。ぽかーんってあいたくちばしの奥、暗い闇の中からこっちを覗いてる。目が一個外れてるのは古くなったからなのか、世の中見るのが嫌になったからなのかなんて誰も知らないのさ。本人さえも。
そうやって生きていってどんどん汚れていくのさ。ほこりや塵だけでなくってカビとか鶏の卵の黄身とか、ペンキとか、汚れながら生きてるのさ。

なんて、ちょっと嫌な設定考えちゃった。
あと4羽いるんだよなー…ペンギンとアヒルとフラミンゴとツバメ。
でもここはオリジナルの創作はまだちょっとやる気になってないから(オフで十分やってます)そんなに描かないかも。今日はたまたま拍手設置した時にBBSとかに書き込むのが大の苦手でいつも見守ってばかりだった自分を思い出したのさ。今でもそうだけど。
だから、拍手が出来たときは本当に感動しましたよ。手軽に名乗らずに大勢の一人としてラブコールなりなんなり送れますから。