私が見た夢の世界のお話

手描きブログで描いた漫画もどきの解説・言い訳

手がドリルネタで一本描きたかった
手がドリルである理由と、普通の手に移行する過程を考えたかったんです。
奴らは戦闘用であって、日常生活のことはきっとそんなに考えて作ってないと思うんです。
せいぜい、事故が起きない程度の気配りくらい。
博士はロックマンと戦うことを第一に作ったわけだから、普通の手である必要性は当初はなかったんだと思います。あと、手の材料費がなかったんだと思います。前後のナンバーズ(クイックとフラッシュ)のシステムの研究に力入れすぎて。他にも、タイムストッパーの防御装置とか、ウッドマンのこだわりようとか・・・
ビンボーだったから、その辺のドリルをつけてみたって訳じゃないけど、攻撃にも使えて、関節がなくて、壊れにくいドリルを付けてみたんですよ。ドリルって男のロマンじゃないですか。知りませんが。

でも、博士は負けてしまって、お金がないから生活は大変なことに。
ロボットにだって死にたくないみたいな意識はあるし、博士にも死んで欲しくないって意思があったから、働くんです。普通のアルバイトじゃなくて、賃金低そうな内職ばっかりなのは、指名手配級のことやらかしたから表に立てないんです。短期アルバイトみたいな長く居座らない場なら無問題ですが。
手のある子は内職をしたんです。片手がバスターの子は普通にもう一本の手を持ってたか、後付けしてもらったんじゃないでしょうか？仮に2本腕を付け替えるだけの資金があったとして、クラッシュに手を2本つけて仕事させるより、フラッシュとかエアーマンに1本ずつ与えて仕事させたほうが労働力は増えますし。
そういうわけでクラッシュは後回しにされてたんです。
ロボたちに言われなくてもお金がたまれば博士はクラッシュの手も付け替えてあげるつもりでした。

でも、クラッシュはわかっていても無力感を感じるんですよ。
自分は荷物だなって。
Ｅ缶すら一人で開けられない。

兄弟はいつも一緒にいるから、個人差はあれど兄弟の態度の変化には敏感なんですよ。
特に長男と末っ子とハゲ。
そして、なんだかんだ言って助けようとするんです。
お小遣いだって全部出しますよ。ケチなバブルでさえも惜しみはしますが出します。
そのくらいの助け合い精神が芽生えてるんです。
博士はそれを遠目で見守りながら、状況に応じてそっと手助けするのです。

だからこそ、クラッシュはみんなにとても感謝してるし、博士のことを尊敬してるのです。

そういう話でした。

ちなみに話の中のクラッシュの夢(黒背景)は特に今回の物語には意味がないです。
ロボットの夢って過去の記録の整理みたいなものかなーと思いつつ、妄想みたいなのもあってもいいかなって。悪夢の一つや二つ、見るかなって。条件がそろえばの話ですが。
ワイリーナンバーズにとってロックマンとの戦いでティウンしたり、仲間の死とか平和で自分たちが必要とされない世界は悪夢なんじゃないかなと思っただけです。
鳩は平和の象徴だからってのと、クラッシュのステージからってことで。
夢は意味があるようでないものです。
・・・ラストのワイリーのセリフに矛盾するかな・・・

それはそうと、クラッシュマンをあれだけ描いたのに、キャラがつかめないです。(クイックなんかもですが)

クラッシュは男のロマンぎっちりのロボットだって話はよく聞きます。
わからなくもないのですが、かわいい子って話もよく聞きます。
おとなしい子って話も聞けば、凶悪って話も聞くし・・・

どんな設定を言われても、何故か納得できて、でも違和感が必ず残る。
そんなよくわかんない子がクラッシュだなと思ってます。